先月、JJF(ジャパンジュエリーフェア)に行って、インドのダイヤモンドサイトホルダーが持っていたレッドダイヤモンドを手に取って見せてもらい写真を撮らせていただきました。
左側が、純粋な、ファンシーレッドダイヤモンドです。
右側は、ファンシーパープルニッシュレッド
2ピースともに0.7ctほどの大きさですが、販売価格はどちらも1億円超え
GIAの鑑定によるレッドダイヤモンドは赤黒い傾向にあります。
たしかに希少価値は純粋のレッドダイヤモンドが価値があるのでしょうが美しく感じませんでした。
それに比較して右側のファンシーパープルニッシュレッドは、ピンクの濃いダイヤモンドに見えて、加工によっては素晴らしいジュエリーに変化すると思いました。
希少価値だけに囚われるのではなく、宝石本来の定義である、「美しい」ものを選ぶ眼力を身に着けなければならないと改めて確信しました。