鳳凰 ペンダント

K18 鳳凰 ペンダント

昨日に引き続き、モチーフ作品を。

鳳凰(ほうおう)は、中国神話の伝説の鳥で、霊鳥です。鳳皇とも書きます。

日本を含む東アジア広域にわたって、装飾やシンボル、物語・説話・説教などで登場します。

鳳凰は想像上の鳥で、体の前は麟(りん)、後ろは鹿、頸は蛇、尾は魚、背中は亀、顎は燕、くちばしは鶏に似ているといわれています。

桐の木に宿り、徳の高い君子が天子の位につくと現れる瑞鳥とされました。古代中国から伝わった鳳凰は、日本文化においても尊ばれてさまざまな装飾に使用されています。

たとえば、江戸時代に刊行された紋帳には、家紋としても掲載されています。さらに身近なところでは、現在の一万円札にも鳳凰が使われています。想像上の鳥にも関わらず、文化や生活に深く根付いているモチーフの一つといえるでしょう。