18.83ct の 緑色に黄金のファイヤが煌めく美しいスフェーンです。
この虹のような各種の色にキラキラと変化する性質を宝石学上で「ディスパージョン」と呼びます。
この点ではダイヤモンドより優れています。
スフェーンのもう一つの特徴は、複屈折です。
この石に光が通過すると2本に分かれ、その結果、バックファセット(石の裏側のファセット面)が2重に見え、美しく霞がかかったように見えるのです。
ただこの性質をうまく生かすのは熟練したカットによるもので、宝飾職人の腕にかかっています。
また、スフェーンは内包物が多いのが特徴ですが、このような大きな原石でインクルージョンが無いものは、本当に稀で、希少な石です。
ダイヤモンド 1.90ct Pt900