サイズ

「大きい」ということは「美」を深めます。サイズのよって「美」は異なり「美」の出し方も異なってきます。3次元的な光学的現象を楽しむダイヤモンドでは、大きい方がはるかに秀でた資質を持っています。ダイヤモンドは大粒になるとエメラルドカットとペアシェープカットが多くなります。 2ct以上になるとラウンドブリリアントカットは「ブリリアンシー」に偏ってきてバランスが悪くなりエメラルドカットやペアシェープの輝きの方が、よりバランスが良く感じられるからです。 また、ブリリアントカット(58面)だけでなく、もっと面数を増やした、さくらダイヤ(87面)や144diamond(144面)もあります。面も多ければ輝くかというとそうではありません。 0.01ctでは、ブリリアントカット(58面)よりもシングルカット(18面)の方が強く輝きます。カルティエやロレックスの腕時計のダイヤモンドは全てシングルカットです。 ダイヤモンドの「美」を理解し、各々のサイズによってその輝きを引き出せる最適なカットは異なります。