大きなダイヤモンドのお話

ファンシーイエローダイヤモンドは、主に南アフリカで多く発見されます。 特に大きくて鮮明な黄色のダイヤモンドを注目してみましょう。
 
写真は、Allnatt という名の有名なダイヤモンドです。 元所有者のアルフレッド・アーネストの名をとって名付けられました。
 
1950年に彼はカルティエにそれを花のブローチにセッティングするように依頼し、プラチナで製作され、5枚の花びらには、バケットカットのダイヤモンドを配し、茎と2枚の葉にも同じような細工を施します。そして、Allnattは、花の中央にセッティングされました。 1996年5月にジュネーブのクリスティーズオークションにて、3,043,496ドルの価格で落札され、現在は、SIBA社が所有しています。
石は当初、102.07カラットでしたが、1990年に現在の重さ(101.29ct)にリカットされました。そして、カットにより、Fancy Intense Yellow(ファンシー・インテンス・イエロー)からFancy Vivid Yellow(ファンシー・ヴィヴィッド・イエロー)にまで、色が改善されました。
  イエローダイヤ