整った正八面体のダイヤモンド。透明度も高く、赤、黄、青の分散光が見えます。
研磨していない自然な状態でこれほど分散光が現れるのは非常に高品質のものです。
地球内部でダイヤモンドが生成される際に全方向から同じような圧力がかかることで、正八面体になると考えられています。
地下150キロメートルより深いマグマの中で正八面体に結晶したダイヤモンドも、地殻変動によって地表近くに上昇する際、圧力の減少やマグマの熱にによる溶解作用により、ほとんどのダイヤモンドが不定形な形と化してしまうのです。
今回、集結した正八面体のアンカットダイヤモンドは大変貴重なものです。
ぜひ期間中にご覧くださいませ。