ダイヤモンドのコモディティ化

独占、寡占化の弊害があったとはいえ、デビアスのダイヤモンド業界のパートナーとしての市場安定化をコントロールしてきた業績は立派でした。しかし、非デビアス系の鉱山会社の横流しを抑える事ができなくなり、原石のフリーマケット化が拡大してきました。 誰もコントロールできないフリーマーケットが大きくなるに連れて、特別な存在だったダイヤモンドは投機や投資によって左右される普通の商品(コモディティ)になったのです。