1990年頃代に高温高圧法で合成されたダイヤモンドが下の写真です。
この方法で合成するダイヤモンドは、無色と黄色で黄色が圧倒的に多くなります。これは微量であっても発色原因である窒素を完全に排除することは、今の技術では事実上不可能の為です。
また、天然のダイヤモンドはマグマの中で生成・結晶するが、HPHT合成は、超高温高圧下の溶解した金属の中で体積して結晶するため、出来上がる結晶の形に違いがあり、原石の段階で見分けるのは簡単です。
カットされたダイヤモンドでも、成長線を見分ければ簡単に判別できます。