化学気相成長法(CVD法)

2003年にCVDダイヤモンドが宝飾用に発表され、2010年ジェメシスがCVDダイヤモンドを発表します。 炭素物質を含むメタンガスを高周波でプラズマ化して基板上に吸着させ結晶を堆積させていきます。 ちなみにCVD合成法では、1回に同時に50~60個の合成ダイヤモンドを作ることができます。 メタンガスの中で生成するので窒素ガスが限りなく入りにくい状態になりクリアなダイヤモンドを効率よく形成します。 1mm厚の結晶を作るのに約10時間、ダイヤモンド1ctは4mm程度の厚みの結晶なので、100時間で完成できます。4日で60個の1ctダイヤモンドが作り出せるのです。 しかし、これもデビアス社の鑑定機(UVルミネッセンス検査)により判別が可能です。安心下さい。 下の写真がCVD法による合成ダイヤモンドの結晶です。 CVD 科学気相成長による合成ダイヤモンド