600円ランチに想う

お昼時間、街の500〜600円ランチが増えだした。そこそこ美味しい。食事を提供する側は、まず「価格ありき」で、そこから、材料原価や仕込原価などを考えて努力をしていると思う。近年の宝飾業界と同じだ。 今日は定休日の休日なので、たまには、美味しい食事を雰囲気のいいお店でゆったりと食べたい気分で、行きつけのレストランに行く。お昼ご飯に2600円は確かに高い。しかし、材料も厳選され、仕込にも時間がかかっているのがわかる。なにより、お店の雰囲気とスタッフの対応が心地よい。 宝飾品は、毎日食べるランチじゃない。なにかの記念日や頑張った自分にプレゼント、愛する人への贈り物など、特別なお買い物。 こんなアイテムに廉価商品があるのがおかしい。 私のお店は、少々、高くても材料、仕上げ、加工のひと手間、そしてお客様の対応は最高の水準を保ちたい。 宝飾品のお買い物は、たまにでいい。そして、その日が来たときは、ぜひ、私どもがお手伝いしたい。