ルビーは、全体の2%ほど含まれたクロム(Cr)が起因で発色した赤い色のコランダム(酸化アルミニウム)をいいます。淡くピンクになると、ピンクサファイヤに、紫を主に感じるとパープルサファイヤとして評価されてしまいます。
この赤色を発色させる成分のために結晶自体が大きく成長せず、インクルージョンの発生も多くなるという宿命をもちます。
黒味や紫色の原因となるのは、鉄(Fe)とチタン分の影響によるもので、それは、産出地による個別の色相であったのですが、今は、多くの石が加熱され色の改変が行なわれているために産地の個性は判明しにくくなっています。
