パライバトルマリン産地を追求

銅とマンガンの含有量により、あの個性あるネオンブルーの色の秘密です。

歴史は浅く、初めて発見されたのは、ブラジルのパライバ州にあるバターリャ鉱山で、1982年のことでした。 そして、1989年にツーソンジェムショウで出品され、一躍世界的に有名になりました。

名前は、パライバ州の地名にちなんで「パライバトルマリン」となったのです。

産出されたのは、1989年の1年間に集中し、その後、激減してしまいます。

その後、近隣するリオグランドノルテ州のムルング鉱山(1991年~)、キントス鉱山(1995年)から、産出され出しました。

州を超えての産出ですが、名前はパライバトルマリンのままでした。

ところが最近、アフリカのナイジェリアやモザンビークからも同種のトルマリンが産出されるようになりました。 これは、昔、ブラジルとアフリカが陸続きであったからです。(地図参照)

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