先輩からのメール

最近、仕事が思うようにならず、部下の指導方にも悩んでいて、お客様の大社長にメールで相談したら、以下の返信がありました。 人生まだまだ深いわ( ̄∇ ̄) 以下 大社長の返信メール お釈迦様は、弟子に「托鉢をするときは貧しい家からまわりなさい」と教えました。 ※「托鉢(たくはつ)」というのは、お坊さんが、民家の前で物乞いすることです。 なぜなら、貧しい人ほど、人に与えることの大切さを知らないのです。 与えることができない人は、受けとることもできません。心が狭いから、ずっと貧しいままなのです。 だから、その悪循環から抜け出すためにも貧しい人ほど与えることを学ばなければならないのです。与えたものは、必ず返ってきます。お水一杯でも、感謝やねぎらい言葉でも、そういったささいなものであっても与えたものは、必ず、自分に返ってくるのです。 自分に返ってくるというのは、単に、相手から見返りがあるということだけではありません。与えることで、自分の学びとして返ってきます。 たとえば、人に感謝できる人は、他人からの感謝の言葉を素直に喜べます。当たり前だと思って受け取っているものが、実は、豊かな心から与えられることに気づくのです。人は、与えることを実践して、はじめて与えることの難しさを学びます。そして、もっと上手に与えられる人から心の豊かさを学ぶのです。 それが、心の豊かな人との交流が生みます。こういう御縁によって育まれた人間関係がかけがえのない財産となります。教えるというのも、与えること同様に大切です。 自分が学んで役に立ったことを、一生懸命、わかりやすく人に教えていると、たとえ、相手はわからなかったとしても、自分はさらにわかるようになります。人に、教えることで、より深い理解に到達できます。教えたことが、自分に返ってくるのです。そして、もっと上手に教えられる人との交流が生まれます。与えることで、もっと素敵で心の豊かな人との出会いのきっかけが生まれます。目の前にいる大切な人に与えることからはじめましょう。そうすれば、巡り巡って運として戻ってくるでしょう。 以上