まことの道 十善戒

十善戒とは弘法大師が残した「諸戒は十善を手本とする」という教えでお遍路が守らなくてはならない戒律のこと。

身と口と意(心)の働きを正しくして生きていくことを説いています。88ヶ寺を巡拝するお遍路は、常にこの10項目を心においてお参りすることが大切です。

唱えるお経は、【弟子某甲 尽未来際 不殺生 不偸盗 不邪淫 不妄語 不綺語 不悪口 不両舌 不慳貪 不瞋恚 不邪見】 で読み方は、「でしむこう じんみらいさい ふせっしょう ふちゅうとう ふじゃいん ふもうご ふきご ふあっく ふりょうぜつ ふけんどん ふしんい ふじゃけん」と読み、これを3回繰り返します。

意味は、順番に すべての命を大事にする 盗みをしない 邪淫はしない 嘘、偽りを言わない 飾らない言葉で話す 悪口は言わない 二枚舌は使わない 欲張らない 怒りを抑える 間違った考えを捨てる

ということです・・・(_ /\ _)