梶 光夫先生

 

皆さんは「梶光夫先生」をご存知でしょうか?ジュエリーアーティストとして第一人者ですが、半世紀前、歌手でデビューされた方です。「青春の城下町」などのヒット曲はもちろん、映画やテレビで活躍されました。

家業の宝石店を継ぐためデビュー5年で引退され、アメリカでGIA(宝石鑑定士)を取得し、しばらく鑑定士として仕事をされています。毎日、当時の単純な決まったデザインばかり鑑定していて、不満を感じ、デザインとジュエリーの勉強に単身ヨーロッパに渡りました。

そこで出会ったのが「アンティーク」

ジュエリーだけでなく、陶器やガラス製品、ブロンズや家具まで、当時の豊かな時代に飾られた作品に感銘を受けて、ジュエリーの勉強のかたわらにこれらの作品を蒐集されていました。

これらの作品は、当時の日本には珍しく、なかなか手に入りづらかったため、先生の輸入した作品を待たれていたお客様もたくさんおられたようです。

今回は、その時代に先生が蒐集されたアンティーク品を特別展示し、一部の作品は特別な価格で販売していただけます。