製作途中

写真は、製作途中の「日本の桜」 最初、デザインアワードに出品してみないかと社長から声をかけていただいたのが2016年夏頃。すぐに喜んで引き受けたものの、全くデザインが思いつかない。なんど図案化しても納得できるデザインが描けない。 七宝で桜を作品にしてみたらどうだろうと思いついたのが11月。すぐに日本のエマーユの第1人者である、中嶋邦夫先生のアトリエに伺って、製作を依頼しました。そこで、紹介されたのが、細萱美佐子さん。 バスタイユ技法で描いた桜の花弁は、本物のようで、金属とは感じない優しさがある。 製作途中、何度も写真を送っていただいて、細かい作業の打ち合わせ。 バランスや花弁の数や重なり具合は、かなりの修正(-。-;を施しました。 加工で苦労したのは、2キャラのダイヤを留めた爪の桜の花びら。エナメルを完成させて、爪留めするとエナメルが割れてしまうとの事で、諦めようと連絡がありました。 これは、私は譲れませんでしたので、なんとかならないか試行錯誤を繰り返し、やっとのことで完成しました。 6月末が作品出品の締切。完成して持ち込んだのは、6月29日(-。-; なんとも、楽しくワクワクした半年でした。