県別の真珠生産

2003年の真珠生産シェアは、長崎・愛媛・三重の3県で約8割でしたが、寡占化が進み、2010年には、92.7%、2016年には、94.3%となっています。

生産量の1位は愛媛県で、2位が長崎県。ミキモトで有名な伊勢志摩での真珠養殖からイメージが強い三重県は3位です。

地域別の特徴としては、愛媛県は大玉、三重県は小さなサイズが主流です。

一般的に大玉が収益性があるので全国的に大玉化がすすんでいます。

厘玉と呼ばれる 直径5.00mm未満は、技術的に難しく、生産性が悪いのですが、三重県のいくつかの業者だけが力を入れている状態です。そこで、厘玉の生産量には限りがあり、ここ数年、値上がりと品不足で小売店泣かせのサイズとなっています。