サファイア、エメラルドピアス

シェープ型にカボションカットされたサファイアやエメラルドを使ったピアス。 青と緑を併せて作品を仕上げるには、勇気が必要だったと思う。実際、私が初めて観たのは、展示会で、それは、ハイケースに飾られていた。私はこの色使いに違和感を感じた。しかし、他のジュエリーを観て回り、また、この作品に未練を感じ、戻ってきたとき、まったくの別物として見えた。白磁に映える有田焼の花鳥絵のようなコントラストは日本的に見えてきた。インドジュエリーには、このような色合わせした作品が多く見られるのだが、装着したときに女性を美しく映す。 こんなジュエリーをデザインしてみたい。