金の総量・・・

人類が、有史以来、持ち続けてきた金は、12.5万tです。 これで立方体をつくると、一辺が18.65mになります。 ビルでいうと、7階建ての立方体のビルの大きさ分です。 専門用語で、金地上在庫とよびます。 7階建てのビルの立方体というと小さく思いませんか? 人類はこれくらいしか、金をもっていないのです。 その94%は、19世紀後半以降に採掘されたものです。 その一方、新しく掘られている金を新産金といい、1年間に約2000t弱で、地上在庫の約60分の1です。 これもビルに直すと、高さ4.7m、2階建てのビルになります。 これに再利用の金(電気製品や携帯電話に使用されたものを回収)が1年間で500t。 新産金の約4分の1です。 金は地球上のどこにでも存在する金属で、でたらめに地球を1t掘ると、約0.005gの金が含まれるといわれています。 費用と時間を惜しまなければ、皆さんも、でたらめに近所を掘ってみてください(笑)