産業の米

「産業の米」のお話を・・・

米国のゴールドラッシュ時代、一攫千金を夢見て多くの人々がカリフォルニアに殺到しました。しかし、最も確実に、かつ大きく儲け、現在も現在も続いている米国企業はどこか?

それは、金鉱を掘る鉱夫にジーンズを提供した「リーバイス」、金融機能を提供した「ウェルズ・ファーゴ」、金鉱従事者・物資・金を運んだ大陸横断鉄道。

要は、金を追い求めた人たちよりも彼らに必須の物資やインフラを提供した人たちが成功を享受したのです。

IOT(モノのインターネット)AI(人工知能)BD(ビッグデータ)、革新が進みつつある現在に置き換えると、これらの技術を開発してロボットや自動運転システムをつくろうとしている人に、その技術開発に必要な物資を提供する人たちが、利益を確実に上げる。

すなわち、半導体、電池などの必須物資が、今後の産業の米となるでしょうね。