日本語講座 3 最終回

宝石屋さんブログなのに脱線しました。

好評をいただいたので、日本語講座をあと一回追加します(笑)

今日の言葉は「浮き足立つ

浮き足立つ は、「何か面白くなって夢中になり、楽しくてはしゃぐ」という意味で使っている人がたくさんいます。

「浮き足立つ」の正しい意味は、「恐怖や不安で、落ち着きがなくなる」といった意味です。

この言葉は非常に使い方が難しいので、よく間違って使われます。

正しい使い方の例を上げると

「この辺りは熊が出る」と聞いて、私たちは浮き足立った。という使い方です。

 

よく間違った使い方を聞く例を上げると

待ちにまったコンサートの開演時間が近づき、会場内が浮き足立ってきた。という使い方です。

どうですか?よく使ってませんでしたか?

本当に間違って誤用している日本語ってまだまだ、たくさんあります。

百貨店の宝石売り場に勤務しているので、言葉は大変重要なので、気をつけるようにしていますが、諸先輩方や経験豊富なお客様にときどき注意されて気づくことがあります。

正しい日本語を後世にも伝えていきたいですね。