合成ダイヤ製造大手 「黄河旋風」

合成ダイヤモンド製造企業大手、「黄河旋風」では、宝飾用 HPHT 合成は 2014年末頃から 2mm以下の量産を開始しており、2015年前期から 2~3mm 以下の全石を量産しています。その後、年間生産能力は 50~60億カラットと巨大企業に成長しました。

こうした中、日本においても 2015年の後半からメレや脇石を中心に合成ダイヤモンドが発見され始めました。

勿論、鑑定機関に持ち込まれたものにおいては、それより早く発見されています。既に対岸の火事では済まされない状況となってまいりました。

合成ダイヤモンドの脅威が多く伝えられる中で、前にもブログで書きましたが、多くのジュエリー企業がテスターを導入して自社での合成鑑別をするようになってきました。特に先行して導入を始めたのが、買い取り業者や我々 百貨店問屋です。買い取り業者は査定において必須のため、我々は、百貨店からの納入条件とされているためであります。