フレデリック・ブシュロン

フレデリック・ブシュロン ジュエリー界の革命児と呼ばれています。 1858年 バロア通りのアーケードの一角に店を出します。14歳から宝飾職人で、1872年~1875年に先日にご紹介したエナメル技法を使ったジュエリーを製作します。 プリカジュールという金属の下地がないエナメル技法です。(中嶋邦夫先生が現代の名工) そして、花や植物を主体にデザインを発表します。 最高の宝石しか使用せず、それがお客様の信頼となります。 1867年から、作品を万博で発表するのですが、1878年に「パリ万博」に「シャトレーヌ型時計」を発表してグランプリを受賞します。 シャトレーヌ型とは、身体にぶらさげる形のことです。