「ラグビー憲章」つづき・・・

「情熱」「品位」「規律」「結束」「リスペクト」

ラグビーは球技として最多の1チーム15人でプレイします。たくさんの人がかかわっているから、チームメイトや相手チーム、そして支えてくれるレフリーや指導者、ファンを尊重(リスペクト)する文化が浸透したんでしょうね。ラグビーは「情熱」によって30人の鍛えた肉体が、ぶつかり合いボールを争奪するので、野性的な闘争心がむき出しになります。だからこそ、それをコントロールする「品位」と「規律」が必要になります。

さらに「規律」は異なる体格や特徴を持つ15人が「結束」するうえで欠かせない。15人がそれぞれ与えられた役割を果たすことで、チームが機能します。ラグビーは「私が」ではなく「我々が」という考え方が大切になってくるんでしょう。

そもそも、これらのことは、子供のころに家庭や学校で教えられることでしょう。友達を大切にして、ルールを守る。ラグビーに限らず、人間が生きていくうえで、とても重要で大切なことだと思います。

互いに死力を尽くしたゲームの後、敵味方のサイドがなくなり、仲間になる。ラグビーならではの「ノーサイド」の精神。

私たちが、これからの子供たちに教えていかなければいけないと痛感しました。