二次鉱床(漂砂鉱床)

16億年前、地表近くで起こった火山の爆発で、マグマとともに地上に押し上げられたダイヤモンドは、急速に冷却固化しました。 その後、風化し、浸食され、河などへ水流で運搬され、堆積を繰り返した末に、原岩から離れたダイヤモンドの結晶を人類が発見したのです。 これが標砂鉱床(二次鉱床)です。 19世紀の半ば、南アフリカでのダイヤモンドの発見から、ダイヤモンドがキンバーライトと呼ばれる岩石と共出することがわかりました。 開発者達は、直径1kmにも及ぶマグマの噴火口跡に大きな竪穴を掘り、効率的に採鉱を行いはじめました。 これをパイプ状鉱床(一次鉱床)と呼んでいます。 写真は、1869年頃の採掘鉱床です。 3 採掘場1800年