キンバリープロセス

キンバリープロセス 「キンバリープロセス」 不況にあえいでいるジュエリー業界は紛争ダイヤモンド問題の狭間で意見が割れています。 紛争ダイヤモンドとは、アフリカの内戦諸国で反政府軍・ゲリラが武器調達の資金を作るために取引されるダイヤモンド原石のことです。 1900年代の終わり頃、その時々の世論を呼び込むテーマを求めるNGO団体が提起し、国連が経済制裁決議をだしました。 これが、「キンバリー・プロセス」です。 具体的には、「キンバリー・サーティフィケート(紛争ダイヤモンド非該当証明書)」がなければ、ダイヤモンド原石は貿易できなくなったのです。しかし、我々、日本のジュエラーが輸入するものは、圧倒的に「研磨されたダイヤモンド」が多く、私自身、その存在を知っていても「キンバリー・サーティフィケート」なる書類を実際に見た事がありません。  この問題提起は、基本的に間違っているように思えます。 ダイヤモンド業者に言い掛かりをつけるのは辞めてくれといいたい。 責められるべきは、紛争国へ武器を提供している国や死の商人である。 この武器輸出で大金を稼ぐ大国が原因なんですよ。 この問題を提起したJFK氏は、消されてしまいましたが・・・  一番、いやな思いをしているのは、ダイヤモンドが好きな消費者の皆さんですよね。 自分の大切なダイヤモンドが紛争ダイヤモンドと言われると困ってしまいます・・・ ここで、当店取り扱いの「Forevermark Diamond」なのです。つづく・・・