毎日の酷暑の中、午前中は『シャッシャッシャッー』と喧しくセミが泣いています。
夏の風物詩のセミの大合唱ですが、実は関東と関西では種類と鳴き声が違います。
関西地方で『シャッシャッー』と鳴くのはクマゼミ。関東地方で『ジリジリ』鳴くのは、アブラゼミです。
私の小さい頃は大阪でもアブラゼミが鳴いていました。昭和50年台後半を境にクマゼミが逆転し、大阪市では、今や90%以上を占めるとされています。
もともとクマゼミは南方系の種類のため、当初は地球温暖化が原因と考えられていましたが、それだけでは大阪だけ多い理由が説明できません。謎が深まる中、クマゼミの幼虫にある『特技』などが鍵を握る可能性が浮上しました。
続きは明日。