アブラゼミ存亡の危機

大阪市立自然史博物館の初宿主任学芸員によると長居公園でセミの抜け殻を集めるとクマゼミは99%でアブラゼミは1%に満たないそうです。

まさにアブラゼミ存亡の危機です。

しかし、ビジネス街の憩いの場である靱公園では、アブラゼミとクマゼミの数の割合は拮抗し続けているそうです。

靱公園の林はうっそうとしているので、土の湿度が保たれていて柔らかい土なのです。都市部や公園などの緑の多い場所でもアブラゼミが生き残る余地があるように思います。

高松はどうでしょうか?

都市と緑の関係など生活環境を見つめ直すきっかけともなりそうです。